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老人ホームの看護師はオンコール必須なの?
老人ホームの看護師の求人条件で見かけることのある、「オンコール」。
病院ではあまりない体制なので、施設の経験がない方には聞き慣れない言葉ではないかと思います。
この老人ホームでのオンコール、看護師には必須のものなのでしょうか?
また、オンコールはどのくらい大変なものなのでしょうか。
実際に老人ホームで働いた経験をもとに、老人ホームでの看護師のオンコール業務についてお話ししてみたいと思います。
目次 [目次を隠す]
老人ホームの看護師が担当する「オンコール」とは?
老人ホームの看護師は、オンコール体制で働いていることが珍しくありません。
この「オンコール」とは、どのようなものなのでしょうか?
老人ホームの中には、看護師が夜勤をしていない施設が多くあります。
介護士のみで夜勤をして、何か対処に困ることや、急変などが起こったら、看護師に電話して指示を仰ぐという体制をとっているのです。
これが、老人ホームの看護師のオンコール体制になります。ただし、施設を運営している法人の種類や施設の運営体制などによっては、病院の医師がオンコールを担当していることもあります。
老人ホームの看護師が担当するオンコールは、緊急時に連絡が来て、それに対して対処法の指示などをするものになります。
老人ホームのオンコールはどのくらい大変なのか
老人ホームの看護師が担当するオンコールは、どのくらい大変なものなのでしょうか。
オンコール当番になったからといって、毎回施設で働く職員から電話がかかってくるわけではありません。
まったく連絡がないこともあれば、複数回連絡が来ることもあります。
当然ではありますが、そのときどきによって大変さは異なるのです。
また、オンコール当番は正職員が行っていることが多いです。
なので、看護師の正職員が少ない施設では、オンコール当番が多くなるため、負担が多くなることが考えられるでしょう。
給与面に関しては、オンコール手当が加算されることがありますが、施設によって異なります。
電話対応だけでは手当が出ず、実際に施設に駆けつけるなどしたときに手当が発生する、ということが多いようです。
オンコールは、精神的な負担も大きいです。当番になっているときは、常に電話を意識しなければならなかったり、遠くに行けなかったり、飲酒ができなかったりと、万が一のことを考えると制限が多くあり、それが疲れの原因になるという声も。
老人ホームの看護師が行うオンコールは、楽そうに見えて、実はかなり大変なものでもあります。
老人ホームで働くなら、オンコールの有無はどちらがいい?
老人ホームで看護師として働くなら、オンコール体制の有無はどちらを選んだほうが良いのでしょうか?
オンコールは、先ほども説明した通り、いろいろな負担があります。
その点で考えるなら、オンコールはないほうが楽であると言えるでしょう。
しかし、オンコールの頻度は施設によってかなり異なりますし、看護師の努力次第で負担を減らせる部分もあります。
介護士は医療的な知識がないので、何かあると看護師に指示を仰ぐために連絡をしてきます。
特に経験が浅い人などは判断に迷うことが多く、連絡をする頻度が増えてしまうこともあるのです。
こういった迷いが生じないように、普段から介護士とコミュニケーションをとり、対処方法を共有しておけば、些細なことで連絡をすることがなくなります。
また、人員配置が厚く業務負担が少ない施設や、スタッフの教育をしっかりしている施設だと、介護士も適切な対処ができるので、看護師のオンコールの負担も少なくなるようです。
老人ホームの看護師に転職する場合、オンコールの有無は施設によってどんな状況か、どのくらい負担があるかを確認して検討するようにしたほうが良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
老人ホームで働く看護師のオンコールについて、少しイメージすることができたでしょうか。
全ての施設がオンコール体制をとっているわけではありませんが、業務負担の程度を判断するためには、オンコールの有無は重要な条件です。
転職を希望しているのであれば、しっかりと確認しておいたほうが良いでしょう。
老人ホームでのオンコールが気になるのであれば、看護師転職サイトに相談してみてはいかがでしょうか。
オンコールのある施設とない施設、両方紹介してもらうことができますし、実際に働いている人の声も聞くことができるので、おすすめです。
執筆者情報
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